韓国与党女性議員襲撃中学生「イ・ジェミョン支持集会」に出席
韓国与党女性議員襲撃中学生「イ・ジェミョン支持集会」に出席
韓国与党「国民の力」ペ・ヒョンジン議員の頭を石で17回攻撃した被疑者A氏(14)が、韓国最大野党「共に民主党」イ・ジェミョン代表支持者らが集まった集会に参加した映像を、カカオトークのグループチャットに共有したと伝えられた。

26日、ヘラルド経済によると、A氏は昨年12月、共に民主党イ・ジェミョン代表支持者らが集まった集会に出席した映像を同じ学校の生徒が集まるカカオトークのグループチャットに共有した。同映像でA氏は青いニット帽をかぶり集会に出席したと伝えられた。映像にはA氏の顔が登場するが、発言などはしていないことが分かった。

この日警察などによると、A氏はソウル市カンナム(江南)所在の中学2年生の生徒であると把握された。A氏と同じ学校に通う生徒は「A氏は普段精神的に問題があり、一般の生徒をストーキングをしたり、ビービー弾を投げるなど不愉快な行為を起こしていた」と述べた。

ぺ議員は前日午後5時20分ごろ、ソウル江南区シンサ(新沙)洞のある建物の入り口から走ってきたA氏に石の塊で何度も頭を攻撃された。事件直後、ペ議員は病院に緊急搬送され、頭皮を1センチメートルほど縫合した。警察は特殊暴行容疑でA氏を検挙して調査した後、被疑者が未成年者である点と現在の健康状態などを考慮し、この日早朝の病院に緊急入院措置した。

A氏は2009年生まれで、14歳未満の刑事未成年者(触法少年)に該当せず、刑事処罰が可能だ。ただし、少年法上満19歳未満の少年保護事件は、家庭裁判所または管轄地方裁判所少年部で事件を審理するが、禁固以上の刑に該当する犯罪事実が発見された場合、その動機および罪質等により、刑事処分する必要がある場合、検察に送致することができる。

警察は、週末までに携帯電話の会話記録と周囲の陳述、行為調査などに基づいて陳述の事実確認をおこなう計画だ。緊急入院期間が過ぎた後には保護者の同意を受け、再び保護入院手続きを経れば、警察が該当病院を訪ねA氏を相手に調査を続ける方針だ。

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