バスを避けようとして...タイヤの下敷きになったバイク運転者が死亡＝韓国

バイクを運転していた30代の女性が車線を変更する市内バスの下敷きになって死亡する事故が発生した。警察はバスの運転手が安全義務を果たしたかどうかなど、詳しい事件の経緯について調べている。

警察によると27日、前日午後6時46分ごろ、ソウル・クァンアク(冠岳)区ポンチョン(奉天)洞で30代の女性A氏がバイクを運転していたところ、市内バスの下敷きになって死亡した。

A氏は当時、前方にいた市内バスが第2走行車線から第1走行車線に車線変更することを確認して、市内バスを避けようとして滑って転倒した後、事故に遭った。

通報を受けて現場に消防当局が出動した当時、A氏はすでに死亡しており、事故当時にA氏はヘルメットを着用していなかったことが調査で分かった。

市内バスの運転手B氏は当時、飲酒状態ではなかったことが確認された。また、その他の被害者はいなかったことが分かった。

ソウル冠岳警察署は、市内バスの運転手である50代の男性B氏を交通事故処理特例法違反(致死)の疑いで調査している。