韓国与党女性議員襲撃犯、犯行一ヶ月前に事前調査か
韓国与党女性議員襲撃犯、犯行一ヶ月前に事前調査か
韓国与党「国民の力」ペ・ヒョンジン議員襲撃事件の被疑者である中学生が、犯行1か月前から犯行場所を探していたという証言が出た。偶発的犯行だったという陳述とは異なり、事前に調査までしたのではないかという分析が提起される状況だ。

27日、政治関係者によると、被疑者中学生A氏は、犯行日から約1か月前、ぺ議員を襲った場所であるソウル市カンナム(江南)区の美容室を訪問していたことが分かった。美容室関係者は、A氏が約3~4週間前から美容室に入る通路の1階階段に座っていたと説明した。

彼は「3~4週間前にはマスクを着用していなかった」とし「帽子もかぶっておらず、イヤホンをしたまま座っていた。このようなことが起きると想像もできなかった」と述べた。

事前に犯行を計画していたと思われる情況はまだある。犯行当日、監視カメラの映像には1時間前美容室を訪れたA氏が捉えられている。灰色の帽子とマスクを着用していたA氏は「友達に会いに来た」と美容室を見回した。1時間が経過した後、A氏はぺ議員に「ペ・ヒョンジン議員ですよね」とたずね、身元を確認した後、石で頭を攻撃した。

ぺ議員が倒れた後も後頭部を繰り返し叩き、周囲の人たちに止められる直前まで約10秒間15回以上床に倒れたぺ議員の頭を殴った。議員室関係者に制圧される瞬間にも、A氏は逃走せずにぺ議員を凝視していたと伝えられた。

一方ぺ議員は、この日社会関係網サービス(SNS)を通じて「想像もできなかった事件の直接的被害者になったことで、このような恐ろしいことが国民の誰もが無力にも遭遇する可能性のある致命的脅威であることを実感した」とし「事件当時“このまま死ぬだろう”という恐怖まで感じたが、今は多くの方の助けと配慮のおかげで、治療しながら回復している」と述べた。

最後に「完治した後、国民、われわれソンパ(松坡)住民らを安全に守るという約束を守るため、以前よりさらに必死に努力する」と付け加えた。

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