「アルコール中毒の治療しろ」という言葉に激怒…60代男、妻を殺害=韓国
「アルコール中毒の治療しろ」という言葉に激怒…60代男、妻を殺害=韓国
50代の妻を刃物で殺害した60代夫が拘束状態で裁判に引き渡された。

31日、韓国クァンジュ(光州)地検刑事3部(部長検事ハン・ムンヒョク)は、妻を刃物で殺害した疑い(殺人)でA氏(62)を拘束起訴したと明らかにした。

A氏はことし1月16日午後7時ごろ、光州北区のマンション3階と4階の間の階段踊り場で、妻B氏(57)を刃物で刺して殺害した疑いを受けている。

A氏は犯行直後に逃走し、妻B氏は重傷を負い病院に移送されたが、死亡が確認された。通報を受けて出動した警察は、監視カメラ映像などに基づき、犯行直後に逃げたA氏を追跡し、犯行から2時間20分余りで、自宅近くで検挙した。

20年余り前から高次脳機能障害を患っているA氏は無職で、自宅で酒をよく飲み、B氏は保険設計士として働きながら家計を支えていた。

この日も酒に酔ったA氏は、病院でアルコール中毒治療を要求するB氏と争い、このような犯行を犯したことが明らかになった。

検察関係者は「被告人に対し、罪に相当する量刑が言い渡されるよう最善を尽くし、強力犯罪に厳正対応する」と述べた。

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