消火活動中に孤立した消防士の救助活動が行われている火災現場=1日、聞慶(聯合ニュース)
消火活動中に孤立した消防士の救助活動が行われている火災現場=1日、聞慶(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国南東部、慶尚北道聞慶市にある肉加工工場で1月31日夜に火災が発生し、消火作業を行っていた消防士2人が死亡した。消防当局によると、2人は工場の3階で作業に当たっていたところ、炎に巻き込まれ孤立した。炎が急激に拡大したため、避難できなかったとみられるという。

 尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は「共同体のための犠牲は尊い」として、「2人の消防英雄の悲しい犠牲を忘れてはならない」と表明。「韓国のため献身し、犠牲になった方々の苦労を決して忘れない」と強調した。大統領室報道官が明らかにした。

 死亡したのは20代と30代の消防士で、消防当局は1日午前1時ごろ、火災で崩壊した建物で1人の遺体を発見し、同4時すぎにもう1人の遺体を見つけた。


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