出馬する選挙区内で市民らと対話する鄭東泳氏=18日、ソウル(聯合)
出馬する選挙区内で市民らと対話する鄭東泳氏=18日、ソウル(聯合)
【ソウル18日聯合】来月の国会議員総選挙で、統合民主党公認候補としてソウル銅雀乙地区から出馬する鄭東泳(チョン・ドンヨン)元統一部長官は18日、ハンナラ党が同地区の公認候補に鄭夢準(チョン・モンジュン)最高委員を選出したことについて「鄭議員独自の決定とは思えず、目に見えない手が決めたことではないか」との考えを示した。仏教放送の番組に出演し述べたもので、与党には、与野党共存の政治を追求するというより、与野党の対決と圧倒的勝利を確実にしたいという背景があるのではと指摘した。
 また鄭元長官は、「大統領は経済再生の期待から当選したのではないのか」とし、そこに専念すべきだと主張した。議席を200席以上、3分の2以上にというのは欲がすぎると指摘し、政府・与党の力量を議席大量確保にばかり注ぐのは逆風を招くことになり、国益の観点からも望ましくないと強調した。

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