北朝鮮、また「巡航ミサイル」発射…ことしに入りすでに「4回目」

北朝鮮は2日、またもや「巡航ミサイル」数発を発射した。

韓国の合同参謀本部は「わが軍はきょう（2日）の午前11時ごろ、北朝鮮側の西海（黄海）上から発射された未詳の巡航ミサイル数発を捉えた」とし「韓米情報当局が現在、精密に分析しているところだ」と伝えた。

つづけて「わが軍は監視および警戒を強化した中、米国側と緊密に協力している」とし「北朝鮮のさらなる兆候と活動を綿密に注視している」と伝えた。

北朝鮮による巡航ミサイルの発射は、ことしに入りすでに4回目である。

巡航ミサイルは、遠距離にいる標的の大量破壊のための弾道ミサイルに比べスピードは遅く爆発力も劣り、国連安全保障理事会による対北制裁決議の違反からも外れている。

しかし「低い高度で長時間飛行しながら迎撃を回避し、近距離にいる標的に対する精密打撃が可能なため、韓国軍にとっては実質的な脅威となる」とみられている。