韓国軍合同参謀本部は2日、北朝鮮が同日午前11時ごろ、朝鮮半島西側の黄海上に向けて巡航ミサイル数発を発射したと発表した。合同参謀本部は「軍は監視と警戒を強化した中、米国側と緊密に連携しており、北の追加的な(ミサイル発射の)兆候や活動を注視している」と明らかにした。北朝鮮は先月30日に戦略巡航ミサイル「ファサル(矢)2」を発射したばかり。同24日には平壌付近から黄海へ新型の戦略巡航ミサイル「プルファサル(火矢)3―31」を数発発射し、同28日には東部の咸鏡南道・新浦付近の海上から同ミサイル2発を発射している。
◇群馬の「朝鮮人追悼碑」撤去 韓国市民団体が非難声明
群馬県が日本による植民地時代に徴用された朝鮮半島出身者を追悼するために県立公園「群馬の森」(高崎市)に設置されていた朝鮮人追悼碑を撤去したことについて、韓国の市民団体「歴史正義と平和な韓日関係のための共同行動(韓日歴史正義平和行動)」は2日、「追悼碑を強制撤去したのは日本の強制動員の歴史を否定する行為」と非難する声明を出した。声明は「追悼碑には日本の植民支配・強制動員の歴史を反省し繰り返さないという決意が込められていた」として、「群馬県は歴史の前に恥じなければならない」と指摘した。
◇旧正月の祭礼用食材費 果物中心に高騰
天候不順により果物の生産量が減少し、旧正月(今年は2月10日)の祭礼用に使われる果物の価格が高騰している。統計庁が発表した消費者物価動向によると、1月のリンゴの価格は前年同月比56.8%、ナシは41.2%上昇した。このほかカキの価格は39.7%、ミカンも39.8%上昇した。祭礼に欠かせない魚であるイシモチの価格も6.4%上がった。
◇尹大統領の支持率29% 約9カ月ぶり30%割り込む
世論調査会社の韓国ギャラップは、全国の18歳以上の1000人を対象に先月30日から今月1日まで実施した調査の結果、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の支持率は前回調査(1月23~25日)から2ポイント下落した29%だったと発表した。支持率が30%を割り込むのは昨年4月第2週(27%)以来、約9カ月ぶりとなる。不支持率は前回調査と同じ63%だった。
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