バリカンで交際相手の髪を切って暴行した男に懲役7年...検察が控訴=韓国
バリカンで交際相手の髪を切って暴行した男に懲役7年...検察が控訴=韓国
交際相手を監禁した後、バリカンで髪を切って性的暴行を加えるなどのむごたらしい行為を日常的に行っていた、いわゆる「バリカン暴行男」が第1審で懲役7年を宣告されて検察が控訴した。

ウィジョンブ(議政府)地検ナミャンジュ(南楊州)支庁によると2日、検察は性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反、特殊脅迫、監禁などの容疑で拘束起訴された被告人キム(金)某氏に懲役7年を言い渡した第1審の判決を不服として控訴した。

検察は「被告人は5日間にわたって被害者を監禁して、性的暴行や脅迫行為に及び、その犯行の手段と方法などに照らして責任が重い」とし「ほとんどの犯行を否認して、反省の兆しを見せないなど罪に相応する刑が宣告されなければならない」と理由について説明した。

これに先立ち、検察は金氏に懲役10年を求刑していた。

昨年7月、金氏はキョンギド(京畿道)クリ(九里)市のあるオフィステルで交際相手のA氏を監禁し、数回にわたって性的暴行を加えた。また、バリカンで髪を切ったり、顔に小便をかけて殴ったりするなどのむごたらしい行為をした疑いも受けている。

金氏が眠っている間、A氏が自分の両親に「助けてほしい」というメールを携帯電話から送ったことで警察が出動し、A氏を救助した。

容疑と関連して金氏は、「A氏が自らオフィステルに泊まって、性行為も合意のもとで行われた」として、一部暴行の他に公訴内容をほとんど否認したことが分かった。
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