韓・豪の「資源・エネルギー閣僚」が会談…「二酸化炭素移動協約」締結をすみやかに推進

韓国とオーストラリア政府は、両国の企業が推進しているCSS（二酸化炭素回収・貯留）分野の協力を円滑に進めていけるよう、二酸化炭素移動協約を締結するなどの手続きをすみやかに推進していくことにした。

韓国の産業通商資源部（省）は「アン・ドックン（安徳根）産業通商資源相は2日、ソウルのホテルでオーストラリアのマデレン・キング資源相と会談し、核心鉱物やCSS・天然ガスなどエネルギー・資源分野における協力方案について話し合った」と明らかにした。

両国は、韓国で発生した二酸化炭素を回収・貯留してオーストラリアに運送した後、枯渇したガス田に永久貯蔵する「CCS投資プロジェクト」がとどこおりなく進められるよう、「二酸化炭素移動協約」締結などの手続きをすみやかに推進していくことにした。

また、供給網の多角化など核心鉱物に関する特定国への依存度緩和の必要性に関して意見が一致した。