中国、春節を控え「呼吸器感染症」の再流行を懸念
中国、春節を控え「呼吸器感染症」の再流行を懸念
中国の保健当局は「春節(中国の旧正月)の連休(10~17日)を前後して、呼吸器感染症が流行するおそれがある」と注意喚起した。

4日、中国官営CCTV(中国中央テレビ)によると、国家衛生健康委員会の報道官はこの日の記者会見で「現在春節を控える中、帰省の列は最高潮に達している」とし「人口の大規模移動と集まりは、呼吸器感染症の拡散を加速させやすい」と伝えた。

つづけて「春節の前後、呼吸器感染症は依然として一定の流行水準を維持するだろう」とし「最近、中部と東部地域では気温が低く雨・雪が降っているため、大衆の健康に悪い影響を及ぼすおそれがある」と懸念した。

この報道官は「ただ、最近わが国の新型コロナウイルス感染症の状況は低い水準を示しており、またインフルエンザやマイコプラズマ肺炎の感染者数も減少している」と説明した。

また「国家衛生健康委員会は春節前後、防疫のための特別措置をとっている」として、地域別の医療機関と発熱外来診療所を最大限開放し、救急センターなどの重点診療病院にも備えを求めた。

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