ソウル中央地裁は5日午後、経営権継承を目的にサムスングループ傘下企業の不当な合併を指示・承認したとして資本市場法違反などの罪に問われた同グループ経営トップ、李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子会長の判決公判を開く。検察は懲役5年、罰金5億ウォン(約5500万円)を求刑しており、実刑が言い渡されればサムスンは総帥不在の事態に陥ることになる。
◇全国で雨や雪に 江原道山間部で最大30センチ以上の積雪も
5日の天気は全国的におおむね曇りで、雨または雪が降りそうだ。雨や雪は6日朝まで続くと予想され、江原道東部と慶尚北道北東の山間部、慶尚北道北部の東海岸では大雪になる見通しだ。6日までの予想積雪量は江原道の山間部で10~20センチ(多いところで30センチ以上)、江原道の東海岸と慶尚北道北東の山間部、慶尚北道北部の東海岸で5~10センチ(多いところは15センチ以上)、江原道の内陸と慶尚北道北部の内陸、慶尚北道南西部の内陸では2~7センチ。5日の最高気温は2~9度の予報となっている。
◇尹大統領が「新年対談」収録 7日ごろKBSで放送の見通し
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が4日午後にソウル・竜山の大統領室でKBSテレビと、旧正月(今年は2月10日)に合わせた「新年対談」を撮影した。大統領室が伝えた。収録されたこの対談は7日ごろ、KBSで放送される見通しだ。尹大統領は就任100日に合わせた記者会見を2022年8月17日に開いて以降、1年半にわたり記者会見を行っていない。昨年初めには大手紙・朝鮮日報の単独インタビューで国政構想を語った。
◇ソウルの人口 10年間で86万人純流出
統計庁によると、2014~23年にソウルから他の広域自治体(市・道)に転出した人口は547万2000人だった。他の広域自治体からソウルに転入した人口は461万1000人にとどまり、86万1000人の純流出となった。これは純流出となった10市・道のうち最大規模だ。転出した理由は「住宅」が174万1000人で最も多く、住宅価格の高騰により他の地域に家を購入したり、賃貸契約の満了を理由に転居したりするケースが多かった。
◇市外・高速バスの深夜運賃値上げへ 割増率20%以内に
国土交通部は「旅客自動車運送事業の運賃・料率などの調整要領」改正案を12日まで告示すると発表した。改正案は、午後10時から翌日午前4時までの深夜時間帯に出発する深夜市外・高速バスの運賃を一律20%以内まで割り増しできるようにした。現在の割増率10%からさらに引き上げることが可能になる。国土交通部は、減少傾向にある深夜バスの運行を継続できるよう支援する趣旨だと説明した。
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