OECD、韓国の24年経済成長率を小幅に「下方修正」

OECD（経済協力開発機構）は米国をはじめとしたことしにおける世界経済の成長率展望値を上方修正したが、韓国の成長率展望値は小幅に下方修正した。

5日、韓国企画財政部（省）によると、OECDは5日に発表した “中間経済展望”を通じて、韓国のことしにおける経済成長率の展望値を2.3％から2.2％に下方修正した。

OECDは昨年11月の経済展望当時、韓国の成長率を2.1％から2.3％に上方修正していたが、今回再び下方修正した。

これは、韓国政府が提示した成長率展望値（2.2％）と同率で、韓国銀行の予想値（2.1％）より高い数値である。また、最近展望値を上方修正したIMF（国際通貨基金）の2.3％より低い数値である。

韓国政府は「OECDのこのような展望は、わが政府がことしの経済政策方向で提示した展望（2.2％）を反映した結果だと理解される」と説明した。

一方ことしにおける世界成長率の展望値は2.9％で、前回の展望値よりも0.2％上方修正された。これは、米国の展望値が1.5％から2.1％と大幅に上方修正された影響が大きく反映されたものとみられる。