韓国の統一部(省)は5日、先のような内容を盛り込み「首相訓令北朝鮮住民遺体処理指針を改正する」と明らかにした。
韓国政府は、夏に発生する水害などにより北朝鮮住民の遺体が韓国の水域に流れて来る場合、遺体を引き上げ北朝鮮に引き渡してきた。
ただ、最近は北朝鮮が引き取らない場合があることから、韓国政府は関連規定に従ってそれぞれの自治体と協力し無縁葬制を行なってきた。
2010年から現在まで計29の遺体のうち北朝鮮が引き取った遺体は23体で、引き取っていない遺体は6体である。
韓国統一部は「2023年4月の南北間通信線断絶以降に発生した北朝鮮住民の遺体に関し、メディアを通じた韓国側の伝達にもかかわらず、北朝鮮は無反応を貫いている」とし「北朝鮮が引き取らない遺体の場合、今後は『家族関係の確認のため、火葬前の遺伝子検査が必要だ』と判断し、関連指針を改正することになった」と伝えた。
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