「バイク配達員が死亡」…ベンツを運転したDJ女がSNSを非公開にし、また物議=韓国
「バイク配達員が死亡」…ベンツを運転したDJ女がSNSを非公開にし、また物議=韓国
飲酒運転をし配達中のバイクに追突したにもかかわらず、救護をせずに飼い犬を抱いていたとして世間の怒りを買っている20代のクラブDJ、アン某容疑者が拘束直前に自身のSNSを非公開にしていたことがわかり、ネットユーザーらから批判されている。物議を醸したため自身の身元やこれまでの行動を隠そうと奔走した様子が、反省とは程遠いと指摘されている。

アン容疑者の個人インスタグラムとユーチューブチャンネルは5日午後、拘束令状審査(拘束前被疑者審問)を数時間後に控え突然、非公開にされた。

アン容疑者はDJとして活動しメディアにも登場するなど活発に活動を公開してきたものの、現在はSNS上で過去の活動を確認することはできない状況だ。

SNSの非公開は身元や過去の活動が知られるのを防ぐための措置と解釈される。

アン容疑者が今月3日未明に事故を起こした後、ネットユーザーらはアン容疑者の身元特定を始め、5日には実名とDJ活動名が伝えられたため急いでSNSを遮断したとみられる。

ネットユーザーらは、「人を死なせておいてSNSを隠すことのほうが大事か」、「反省する態度が見られない」などと批判した。

アン容疑者は3日午前4時30分ごろ、ソウル・カンナム(江南)区ノンヒョン(論峴)洞で酒を飲んだ状態でベンツを運転し、配達員(54)のバイクに追突し死亡させた容疑を持たれている。オンライン上ではアン容疑者が事故直後に救護をせずに飼い犬だけを抱き、犬を引き離そうとする警察にも協力しなかったという目撃談が伝えられ世間の怒りを買った。

ソウル中央地裁令状担当のユン・ジェナム部長判事は5日午後、特定犯罪加重処罰法上の危険運転致死の容疑で令状が請求されたアン容疑者に対し「逃亡の懸念がある」とし、拘束令状を発布した。
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