中国・湖南省、市場の屋根が崩落し1人死亡…雪の重みが原因か＝中国報道

中国・湖南（こなん）省益陽（えきよう）市で、市場の屋根が崩落し1人が死亡した。

5日午前10時15分ごろ（現地時間）、同市南県にある市場の屋根の一部が崩落した。同県では数日前から断続的に雨と雪が降っており、雪の重みで屋根が崩れ落ちたものと見られる。

崩壊面積は約1000平方メートル。14人が閉じ込められたが、同日午後1時までに全員が救出された。いずれも病院に搬送されたが、うち1人の死亡が確認された。残り13人は命に別状はないという。

市場内で野菜を販売していた女性は、「屋根が端から崩れ始め、みんなすぐに外に走って逃げた」、「ここ数日天気が悪く、5日午前はオープンしていない店も多かった。（午前）10時には買い物客も減っていたので、一部の店も閉めようとしているところだった」と明かした。