2018年から固体電解質の研究を始めた同社は、益山第2工場の1619平方メートルに及ぶ敷地を活用し、6月末まで年産最大70トン規模のパイロット設備を構築する。これに続き、年内には試験稼働と安定化の工程を経て本格稼働に入る。国内外の全固体バッテリー関連企業にサンプルを送り、2025年中に供給契約を結びたい考えだ。2026年には量産を開始する予定で、年産規模は1200トンへと拡大する。
同社は硫化物系固体電解質について、低コストの乾式合成法および特殊な湿式合成法を適用し高イオン電導の製品開発を完了している。
同社のキム・ヨンソプ代表取締役は「多くのバッテリーメーカーや原料メーカーが固体電解質の研究開発や事業化を進め、競争が激化している。他に先駆けた投資を行い、当社だけの差別化された品質と原価を基に顧客を確保したい」と述べた。
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