韓国新外相が中国外相と初の「電話会談」…米・日・豪・ベトナムにつづき「5番目」
韓国新外相が中国外相と初の「電話会談」…米・日・豪・ベトナムにつづき「5番目」
韓国のチョ・テヨル(趙兌烈)外相は6日、王毅(おう・き)中国共産党中央政治局員兼外交部長と初の電話会談を行なった。この日は先月10日にチョ外相が就任してから27日後で、米国・日本・オーストラリア・ベトナムにつづき5番目の電話会談となった。

韓国外交部(外務省)によると、両外相はこの日の午後50分間通話し、高位級の交流・供給網の協力など中韓関係全般の事項や北核・北朝鮮問題など相互の関心事について話し合った。

王毅部長は「これからチョ外相とよい業務協力関係を築き、両国関係発展のため緊密に協力していくことを希望する」としてチョ外相の訪中を招請した。

これにチョ外相は、王毅部長からの祝賀と訪中の招請に謝意を伝え「互いにとってよい時期に訪中する方案に関し、外交チャンネルを通じて協議していこう」と語った。

双方は「中韓関係を重視し、これを持続的に発展させていく」ことを再確認し「両国関係の未来志向的な発展のため、多様なレベルで戦略的な交流・意思疎通を強化していくことが重要だ」ということに共感した。

一方、韓国政府は今回の中韓外相電話会談が遅れたことについて「両外相間の日程調整の問題だけだ」と見解した。王毅部長はチョ外相の就任直後、祝賀の電文を送っている。

前任者のパク・チン(朴振)前外相は就任から2日後にアントニー・ブリンケン米国務長官と、4日後に王毅部長と電話会談を行なったことに比べると「中韓外相間における初の電話会談は非常に遅い」と評価されている。

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