北朝鮮の女性に「変化」?…平壌女性の3人中1人は30歳を超えて「結婚」
北朝鮮の女性に「変化」?…平壌女性の3人中1人は30歳を超えて「結婚」
北朝鮮女性たちの婚姻年齢が、だんだん上昇していることがわかった。

韓国統一部が(省)が6日に公開した “北朝鮮の経済・社会実態報告書”によると、脱北民との面接の結果、北朝鮮では女性によるチャンマダン(野外市場)への参加が増加し、家庭内の地位が上昇しているという。

2016~2020年に北朝鮮を脱出した脱北民たちは、市場での活動が家庭内における女性の地位に与える影響について、30.0%が「夫の地位と同等になったり、夫よりも高くなった」と回答した。

脱北民たちは「北朝鮮内ではこのような事態の変化により『夫は大したことなく、使いものにならない存在』と見下されることもある」と伝えた。

また、北朝鮮女性たちの結婚年齢も韓国と同様に上昇している。脱北民女性たちの結婚当時の年齢は2000年以前の脱北民は平均24.7歳、2016~2020年の脱北民は平均26.2歳である。また30歳以上で婚姻した割合は、2000年以前の1.9%から2016~2020年では17.5%に急増している。

同様の調査で、ピョンヤン(平壌)出身者は全ての期間において30歳以上に婚姻した割合が34.0%に達した。全回答者の81.8%が女性であることから「全体的な婚姻年齢の上昇は、主に女性の結婚年齢の変化によるものだ」と統一部は推定した。

統一部は「北朝鮮では家庭の経済の責任を女性が過度に担っている状況であることから、北朝鮮女性は結婚をできるだけ遅くすることを望む傾向が表れている」と分析した。

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