LGDはサムスン電子に対し、今後5年間で500万台の白色OLED(W-OLED)パネルを供給するとみられる。ことしの予想納品規模は70万~80万台で、昨年に供給したとみられる10万~20万台を大きく上回る。
米調査会社のDSCCは、LGDがサムスン電子に対し40インチ台のパネルも供給すると予測する。LGDは業界で唯一、42~97インチのテレビ用OLEDパネルのフルラインアップを取りそろえる。一方でサムスングループのディスプレーメーカー、サムスンディスプレーは、量子ドット技術を適用した55・56・77インチのQD-OLEDのみを生産している。
実績改善のためOLEDパネルの出荷を増やしたいLGDにとって今回の契約は、収益性回復の大きな契機となる。
同社はことし1~3月期、営業損失の計上が予測されるが、その規模は6470億ウォン(約724億9610万円)と、前年同期に比べ約4500億ウォン(約504億1642万円)縮小する見通しだ。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 101