中東地域不安定…再び「右肩上がり」ガソリン価格=韓国
中東地域不安定…再び「右肩上がり」ガソリン価格=韓国
国際原油価格高騰の影響により、韓国のガソリン価格が上昇傾向を続けている。

10日、韓国石油公社の原油価格情報システムオピネットによると、同日ガソリン全国平均価格は前日より1.31ウォン(約0.15円)上昇したリットル当たり1604.84ウォン(約180円)と集計された。特にソウルの場合1691.29ウォン(約189円)で1700ウォン(約190円)台に迫った。

軽油の場合、全国平均価格がリットル当たり1508.25ウォン(約169円)で前日より1.01ウォン(約0.11円)上がった。ソウル基準ではリットル当たり1603.71ウォン(約179円)だ。

最近、国際原油価格は中東地域の不安定など、地政学的リスクと世界経済の成長に伴う原油需要の増加に反騰している。先に紅海地政学的リスクが高まった中、最近は米国がイギリスと共に、イエメンの首都サナアなど、フーティ反軍施設を大々的に攻撃した。

通常、国際原油価格変動は2~3週間後に韓国ガソリンスタンドの販売価格に反映される。これにより、韓国内のガソリンと軽油価格もしばらく上昇を続けると予想される。

韓国のガソリン価格負担を減らすガソリン類税引き下げ措置は今月で終了する。国際原油価格の上昇傾向が続くためガソリン類税税引き下げ措置を終了すれば、国民のガソリン・軽油などの負担が大きくなり、物価上昇を刺激することになる。

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