欧米や日本との格差が大きい韓国の宇宙産業、売上高トップはハンファエアロ=韓国
欧米や日本との格差が大きい韓国の宇宙産業、売上高トップはハンファエアロ=韓国
韓国航空宇宙産業振興協会の「航空宇宙産業統計」によると、2022年における韓国の宇宙関連企業を売上高順でみた場合に上位となったのは、約6兆ウォン(約6728億7002万円)の航空部品製造ハンファエアロスペースと、約3兆ウォン(約3364億3501万円)の航空機製造、韓国航空宇宙だった。

一方、韓国宇宙技術振興協会による「宇宙産業実態調査」によると、宇宙関連機器の製作分野における韓国企業の売上高は、2017年の3544億ウォン(約397億4418万円)から、2022年には6274億ウォン(約703億5977万円)へと増加した。宇宙関連機器の輸出実績は、2017年の約418億ウォン(約46億8766万円)から、2022年の約2400億ウォン(約269億1480万円)へと増えている。それでも、欧米や日本などの宇宙先進国と比較できないほど小規模といえる。

韓国政府は「未来宇宙競争ロードマップ」を公表し、現時点で7000億ウォン(約785億円)の宇宙開発予算を、2027年までに1兆5000億ウォン(約1682億1750万円)まで拡大するとしている。世界の宇宙産業に占める韓国の割合を、1%から10%へと引き上げる計画だ。


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