ソウル市内の病院(資料写真)=(聯合ニュース)
ソウル市内の病院(資料写真)=(聯合ニュース)
◇研修医らが団体行動か 医学部定員増阻止へ対応を議論

 政府が発表した大学医学部の入学定員増を巡り、専攻医(研修医)らでつくる大韓専攻医協議会は12日夜にオンライン形式の臨時代議員総会を開き、どう対応すべきかを夜通しで議論した。専攻医らは入学定員増に反対しており、これを阻止するための団体行動の具体策を話し合ったようだ。専攻医側は2020年にも入学定員増に反対して団体行動を起こし、政府が増員を見送った経緯がある。政府は医師側の団体行動に強硬に対応する方針を示しており、専攻医側もさまざまな手段で対抗する可能性がある。

◇若者の42%「病気でも病院行かない」 多忙・診察料重荷 

 韓国青少年政策研究院が13日発表した報告書によると、19~34歳の若者4000人を対象に行った調査の結果、41.6%が「最近1年間に病気になっても病院に行けなかった」と答えた。病院に行けなかった理由としては「(忙しくて)病院に行く時間がないから」が47.1%で最も多かった。続いて「病院費(診察料)を払うのがもったいないから」が33.7%、「薬局で薬を買って飲んだから」が9.3%などだった。

◇コロナで急成長の出前市場 初めて縮小に転じる

 統計庁によると、昨年の飲食サービス(出前)のオンライン取引額は26兆4000億ウォン(約2兆9600億円)で、前年比0.6%減少した。取引額が減少したのは、飲食サービス関連の統計を取り始めた17年以来初めて。飲食サービスのオンライン取引額は17年の2兆7000億ウォンから増加を続け、新型コロナウイルスの感染拡大で在宅勤務が増えたことで20年には17兆3000億ウォンに急増。21年には26兆2000億ウォンに跳ね上がった。その後、防疫措置が緩和されると外食需要が増えて出前の利用が減少した。また、物価高や高金利が続き、経済的余裕がない中で配達料が負担になっていると分析される。

◇昨年のスマホ販売 サムスンがシェア73%で国内1位

 香港の調査会社カウンターポイントリサーチによると、韓国での昨年のスマートフォン(スマホ)販売台数は約1400万台半ばで前年比8%減少した。経済の不確実性が続く中、中低価格のスマホを中心に買い替え需要が減少したとの見方が出ている。メーカー別では、サムスン電子がシェア73%でトップを維持した。2位の米アップルのシェアは25%で前年比3ポイント上昇した。2020~22年は毎年1ポイント上昇したが、昨年は勢いがさらに増した。


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