大型スーパーで15分間に51回盗撮…携帯電話には16歳から撮影した大量の画像=韓国
大型スーパーで15分間に51回盗撮…携帯電話には16歳から撮影した大量の画像=韓国
10代半ばから不特定多数の女性の体を不法に撮影・配布し、児童・青少年の性搾取物を購入・所持した10代の男が懲役刑の執行を猶予された。

12日チュンチョン(春川)地裁ウォンジュ(原州)支院は児童・青少年の性保護に関する法律違反(性搾取物の制作・配布・所持など)、性暴力犯罪の処罰に関する特例法違反(カメラなどを利用した撮影・配布・所持など)の容疑で在宅起訴された男(23)に懲役3年、執行猶予4年を宣告した。また、40時間の性暴力治療講義の受講と児童・青少年・障害者関連機関への5年間の就業制限を命令した。

男は2022年8月中旬、原州にある大型スーパーの地下1階で面識のない10代の女性の体を15分間で51回、不法に撮影し摘発された。当時、警察は押収した携帯電話から男が未成年のころから行ってきた犯行の記録を発見した。

その後、男は16歳だった2017年8月末から成人になった2022年8月中旬までの約5年間、無音撮影が可能なアプリを利用し、不特定多数の女性の足を不法に撮影するなど、125回にわたり被害者らの意思に反し体を撮影した容疑で裁判にかけられた。

起訴状によると、男は2021年6月初めから2022年初めまで計108回にわたりこのような方法で撮影した女性の体の写真を氏名不詳の相手に送った。

さらに2020年6月から2021年9月まで約80部に達する児童・青少年の性搾取物や女性のスカートの中の下着を撮った写真を購入・所持・配布した容疑も持たれた。

裁判部は、「10代半ばの幼い時期から長い期間にわたり携帯電話のカメラを利用して半ズボンなどをはいた不特定多数の女性の体を無分別に不法撮影し、この一部を配布するなど、犯行期間や回数などを考慮すると罪責は軽くない」としながらも、「被告人が犯行を認め反省する態度を見せている点、被害者のため一定金額を刑事供託した点などを考慮し刑を決定した」と判示した。
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