両社は年内に合弁会社を設立し、2027年から年間1000トン規模のネオジム磁石を、完成車メーカーに供給する。
LS電線によると、電気自動車(EV)用ネオジム磁石メーカーは、中国を除き世界に10社ほどにとどまるという。
LSエコ尖端素材の代表とLSエコエナジー(旧LS電線アジア)の代表を兼任するイ・サンホ代表は「LSエコエナジーが、ことしからネオジム磁石を供給できるようになる見込み。ベトナムへのレアアース工場設立も検討している。LS電線による非金属の精錬技術を基に、関係会社とレアアース・バリューチェーンを構築する」と明かした。
EV市場の成長と共に、ネオジム磁石の需要も急増している。業界によると、ネオジム自社の需要は年間15万トンから、2030年には40万トンへと、2倍以上増加するとみられている。
これに先立ちLSエコ尖端素材は2022年、LS電線が巻線(銅線)事業を物的分割することで設立された。現代・起亜自動車のEV用に駆動モーター用コイル巻線を供給しており、韓国市場でのシェアは70%以上に上る。
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