フィッチは現代自動車と起亜の信用格付けを既存の<BBB+>から<A->に引き上げたと、16日に明らかにした。2012年5月以来、12年ぶりの格付け引き上げとなった。信用格付けの見通しは「安定的(stable)」と提示した。現代自動車と起亜がフィッチから格付けAを受けたのは今回が初めてだ。
フィッチの格付け体系は20段階で構成されている。格付け<A->はこのうち上から7番目となる。主要グローバル完成車企業のうち、フィッチから格付けAを受けたのは、現代自動車と起亜を除けば、トヨタやメルセデスベンツなど5社に過ぎない。
フィッチは「現代自動車・起亜の統合的なブランド競争力と主要グローバル市場での市場地位が継続的に向上している点を反映し、信用格付けの引き上げを決定した」と説明した。
これに先立ち、ムーディーズも6日、現代自動車・起亜の信用格付けを<A3>に引き上げた。スタンダード・アンド・プアーズ(以下、S&P)も先月、現代自動車・起亜の信用格付けの見通しを「安定的」から「肯定的(positive)」に調整し、信用格付けの引き上げを予告した状態だ。S&Pは現在、現代自動車と起亜の信用格付けを<BBB+>と評価している。一段階引き上げになれば格付けAになり、現代自動車と起亜が世界3大格付け機関からいずれも格付けA評価を受けることになる。
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