“女性刑事”、“女性警備員”、そして“女性大統領”にいたるまで、2008年の新しいキーワードは“ウーマンパワー”になるであろう。

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メロドラマを通じて、か弱く純真な女性を演じ人気を博していた女優スターたちが、いまや“国の最高統治者”、“青瓦台(大統領府)女性警備員”、“強力班女性刑事”として、新しい役柄にチャレンジしている。

この間、後続作に関心の集まっていたコ・ヒョンジョンは、2008年5月中旬から放送予定の、SBS『大物』(脚本:ユ・ドンユン/演出:キム・ヒョンシク)に、韓国史上初の“女性大統領”の役で出演することが決まった。

コ・ヒョンジョンが演じる“ソ・ヘリム”は熱血タイプの女性刑事。政治的暴力団のボスである大物を拘束させた責任をとらされ辞表を提出、その後弁護士として名をあげたのち、
女性大統領としてのしあがっていくという人物だ。

コ・ヒョンジョンの場合をとってみても、前作であるMBC『ヒット』で初の女性刑事役を演じるなど、女優活動を再開してから過去のイメージとは全く異なる役、しかも初めて演じる役や“女性初”の役などを主にチャレンジしている。

また、一時期女優活動を退いていたチェリムも今回、女性警護員という独特な役柄で、ブラウン管へ復帰することをアピールした。

チェリムは、4月14日からスタートするKBS 2TV『強敵たち』の中で、向こうみずで、疲れを知らない女性警護員“チャ・ヨンジン”役を演じる。

『強敵たち』は、青瓦台の新人警護員たちの姿を中心に、青瓦台内部の人々の日常と恋模様を描くドラマとなっており、チェリムは大統領(イ・ドクファ)と警護員(イ・ジョンヒョク)の間で揺れる女性を演じる。

そうかと思えば、演技派女優ペ・ジョンオクは、すでにMBC週末ドラマ『天下一色 パク・ジョングム』で体当たりな“アジュンマ(おばさん)”刑事役として活躍している。38歳の高卒出身“アジュンマ”を熱演しているペ・ジョンオクは、自身の演技生活初となるアクション演技にも挑戦している。
大衆文化評論家カン・ミョンソク氏は、「ロマンスだけを演じなければいけないという、これまでのイメージを壊すため、女優たちは努力している。作品をとりまく環境もむかしに比べだいぶ変化した。アジュンマの役を演じることに縛られず、“働く女性”を演じることに関心が集まっているのだと思う」と話した。
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