これまでラーメンや菓子などの加工商品においては、製造責任者の実名を商品の裏面や下部などで確認することができた。しかし調理済み食品には製造責任者の実名が記入されておらず、確認することができなかった。
BGFリテールは、昨今の物価高で昼食代が上昇した現象、いわゆる「ランチフレーション」で需要が高まっている調理済み食品の品質と安全性を高め、透明性ある情報公開で顧客が安心して食品を消費できるようにするため、同制度を開始した。
同制度で名前が記載されるのは、製造責任者、品質管理者、出荷担当者など9分野にわたる企業の担当社員だ。名前が記載されることで、製造者として商品に対する責任感向上も図ることができる。
責任者の名前は、比較的消費者の目につきやすい部分であるバーコードラベル付近に配置している。BGFリテールはこのラベリングのため、自社工場の関連設備も調整した。
同社は「生産者実名制」を19日に開始。手始めに弁当を対象とし、1~6月期中にのり巻きやサンドイッチなどの全調理済み食品へと適用を拡大していく計画だ。
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