教育界によると、18日の午後6時時点で「国立大学病院および医科大学の状況対策班」に集団休学届を提出していた医学部はウォングァン(円光)大学のみだった。
定員約550人の円光大の医大生のうち160人は16日、全国の医大の中で初めて休学届を提出したが、指導教授らの説得により休学を撤回したことが確認された。円光大の学則上、休学を申請するには保証人の連署(親の同意署名)と休学理由を証明する書類を添付し、総長の許可を得なければならない。円光大の医学部の教授らは学生らに電話をし、休学を撤回するよう説得したという。
しかし、医大生たちが同盟休学などの集団行動に出る可能性は依然としてある。全国40の医科大学・医学専門大学院の学生代表団体である大韓医科大学・医学専門大学院学生協会はきょうを同盟休学強行など集団行動に出るタイミングだと明らかにしている。
教育部は同盟休学を休学理由として認めることはできないとしている。学則による休学手続きを行わない大学に対しては、是正命令を下すことができると強調した。前日に教育部の関係者は出入りの記者団に対する定例記者会見で「学則で定めた保護者の同意や指導教授の署名があっても、医大の定員増員に反発して同盟休学をすることは休学理由にならない」とし、「学則を守らない場合、高等教育法令により大学に是正命令を下すことができる条項がある」と述べた。
さらに「医大の定員増員問題は政府が後に退くほどのことではない」と述べ、「休学要件を守らない休学届は申請が差し戻されることになる」と付け加えた。
イ・ジュホ副首相兼教育部長官も前日に医学部を運営する40の大学の総長らとオンライン会議を開いた。イ副総理は「きょうの会議は学生たちの団体行動に対して大学での徹底した指導と管理を要請するために行なうことを決めた」と述べ、「大切な我が学生たちが予備医療人として学業に専念すべき重要な時期を無事に過ごせるように、この場に集まった総長の方々には法と原則による医学生の管理に努めてほしい」と要請した。
イ副総理は続いて「医学教育は知識や技術だけでなく、医療関係者としての社会的献身、生命の尊厳に対する価値を共に学ぶ教育」と述べ、「医師としての夢を叶えようとする学生たちがこれに反する団体行動に参加することが発生しないことを願う。医学部生の団体行動の機運が高まったり、これによる混乱が起きることがないように特別に気を使ってほしい」と強調した。
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