ラ・ミラン の最新ニュースまとめ
演出もこれまでのカン・グンPDから女性のホン・ジンジュPDに交代。ホン・ジンジュPDはシーズン2のスペイン編に携わっていたが、このたびメインPDとなり、シーズン4はキャスト・演出スタッフ含め、女性が作り上げるシーズンとなった。
そんな目新しさもあってか、初回放送の視聴率はなんと5.9%(ニールセンコリア調べ、全国基準)。初回視聴率だけでみると、シーズン1は3.6%、シーズン2は5.1%、シーズン3は5.4%だったので、全シーズンを通して、歴代1位の記録となる。放送曜日がこれまでは平日(シーズン1は水曜、シーズン2と3は木曜)だったのが、今シーズンから週末の日曜になったという違いはあるが、同時間帯(ケーブルと総合編成)の1位も獲得し、好スタートと言えるだろう。
その要因となっているのが、メンバーたちの“ケミ(相性)”。初回放送でも明かされたが、メンバー構成は“キャンプの達人”として知られるラ・ミランを軸に集められた。キャンプ経験はないものの、以前「ジャングルの法則」(SBS)でゲテモノを食べたり、滝つぼにダイブしたりとチャレンジ精神旺盛で、体を張ることもいとわないチョ・ボア。同じくキャンプ経験がないどころか、なぜキャンプをするのか理解できないので、そんな自分でもキャンプの魅力を感じられるのか興味があり、何よりも家族同伴ではない初めての旅行にウキウキするハン・ガイン。ドラマ「恋のスケッチ〜応答せよ1988〜」で共演したラ・ミランの影響でキャンプにハマり、キャンプ歴は3年というリュ・ヘヨン。
意外にも、ラ・ミランとハン・ガインが初対面だったということにも驚いたが、チョ・ボアとリュ・ヘヨンも1991年生まれの同じ年であり、初顔合わせこそ、若干のよそよそしさはあったが、ラ・ミランの人柄もあってなのか、キャンプへ出発する頃にはもうすでに距離感が詰められ、いい感じのチームワークが出来上がっていた。
制作側は、「この人たちが集まったらどうなるだろう?」という興味や好奇心がかきたてられるメンバーたちをキャスティングしたそうだが、それが見事にハマり、4人のバランスの良さが絶妙。料理担当のラ・ミラン、経理・英語担当のハン・ガイン、予約担当のチョ・ボア、写真撮影担当のリュ・ヘヨンといったなんとなくの役割分担も見えてきたが、基本的には4人とも明るくざっくばらんで豪快なのが見ていて気持ちいい。それに全員15キロものリュックをひょいと背負い、力強く突き進んでいく姿もカッコいい。
今シーズンの見どころの一つに、ラ・ミランの“奇抜なキャンプ料理”が挙げられているが、4人の豪快な食べっぷりも目を引いた。
最初の目的地ニースに到着し、海辺のレストランに入ったとき、あまりにもお腹が空いていた4人は、ゆっくり食事が出てくるスタイルに戸惑い、やっと一皿料理が運ばれてきた瞬間、その皿めがけて4人が同時にナイフとフォークを突き出した。この絵面はかなり衝撃的。というか、どれだけお腹が空いていたのか(笑)。
そして、また次の料理まで間が空くと、「なぜすぐに料理が出てこないのか。そればかり考えている」と口を尖らせるハン・ガイン。そういえば、以前ハン・ガインが「1泊2日シーズン4」にゲスト出演したときも、ごはんが一番大事で、お腹が空くと力が出ないと明かしていたが、まさに初回からハン・ガインの食べっぷりが炸裂。車内でもポテトを食べ、サプリを飲み、夕飯前も下ごしらえ中に果物をかじるなど、絶え間なく何かを口に入れていた。
そういう意味では、食べさせたいラ・ミランとの相性はバツグンかもしれない。ラ・ミランはキャンプに行くと、ひたすら料理を作ってみんなに食べさせるらしく、ミン・ギョンフンがそれに耐えられず、逃げたことがあるというエピソードが紹介されたが、ハ・ガインはラ・ミランの料理をキレイに食べ尽くすのか。実際のところ、ハン・ガインがどれぐらい食べるのかも気になるところだ。
いざキャンプ場に到着した4人は、手際よくタープテントを組み立てた後、料理作りを開始。これまで3シーズンとも、キャンプ場での初食事はいつもラーメンだったが、今回はパスタ! それも女性ならではかもしれない。しかも、ハン・ガインが韓国から持参してきたお手製カムテ(カジメという海藻)ソースを和えたパスタで、メンバーたちは瓶ビールをラッパ飲みしながら、そのパスタをあっという間に平らげた。パスタはアペタイザー(⁉)にすぎず、すかさず次は肉を焼き始め…、というところで初回放送は終了。
ひとまず初日のキャンプは、すでに辺りが真っ暗でハン・ガインが「このタイミングで言う事ではないけれど」と前置きしたうえで、「金浦と何が違うのか分からない」と言っていたが、ラ・ミランいわくキャンプの真髄は翌朝。“テントの外はヨーロッパ”を肌で感じられる景色が待っていることだろう。次回以降も面白そうな予感しかしない。
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