米国、ナワリヌイ氏死亡の責任を問う…23日、対ロシア重大制裁を発表
米国、ナワリヌイ氏死亡の責任を問う…23日、対ロシア重大制裁を発表
米国は最近ロシアの監獄で死亡したロシアの反政府活動家アレクセイ・ナワリヌイ氏の死と関連して、ロシアに対する重大制裁を23日(現地時間)に発表すると明らかにした。
ホワイトハウスのカービー国家安保疎通補佐官は20日、ブリーフィングで「プーチン大統領はナワリヌイ氏の死亡の謎を明らかに責任がある」とし、バイデン大統領の指示に従ってロシアに対する重大制裁を23日に「発表すると明らかにした。

 米国の一部では、ロシアをテロ支援国に指定すべきだという声が出ている。トランプ元大統領に近いグラハム連邦上院議員は最近、ナワリヌイ氏の死と関連して、ロシアをテロ支援国に指定することを希望すると明らかにしている。

 今月16日に監獄で死亡したナワリヌイ氏は、プーチン大統領と高官の腐敗を暴露して反政府運動を主導し、プーチン大統領の最大の政敵とされてきた。2013年にはモスクワ市長選挙に出馬し、得票率27%を上回ったこともある。

 しかし、プーチン政権から数回にわたって迫害を受けていた。2020年8月にはロシアの国内線飛行機で毒物症状を見せて倒れて昏睡状態に陥り、ドイツの病院で治療を受けた後、帰国するやいなや逮捕され拘束起訴された。2017年には緑色の液体を顔面にかけられて片目はほとんど失明状態になった。

 その後、彼は不法金品取得、極端主義活動、詐欺などの疑惑で計30年以上の懲役刑を宣告され、2021年1月から服役していた。ナリヌワイ氏が死亡した第3刑務所は寒さなど苛酷な環境で悪名高く、「北極のオオカミ」とも呼ばれる。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 88