警察による捜査が正式に始まれば、この技術者が軍事機密保護法または防衛産業技術保護法に抵触する資料を持ち出そうとしたかどうかを見極めることになるとみられる。
先月17日、KAI本社で勤務していたインドネシアの技術者たちがKF21の開発プロセスなど多数の資料が入ったUSBを持ち出そうとして摘発された。政府合同捜査チームが警察に捜査を依頼したのは、これら技術者のうちチーム長クラスの人物とされる。
政府合同捜査チームはこの人物らを出国禁止にし、持ち出しを試みた内容や経緯などを調べた。ただ、チーム長クラスの技術者の自宅にあるノートパソコンやプライベートで使うパソコン、携帯電話などには近づけなかった。警察に捜査を依頼するまでの間に証拠隠滅の恐れが高まったという指摘もある。
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