「日米韓」外相会議が実現…「対北・対露」メッセージに注目

ブラジルのリオデジャネイロで開催されたＧ２０外相会議を機に、日米韓の外相が対面する。

韓国のチョ・テヨル（趙兌烈）新外相にとっては初となる今回の日米韓外相会議で、露朝の軍事協力や北朝鮮の核・ミサイル脅威が主要な議題になるものとみられる。

韓国外交部（外務省）は22日「韓国（日本）時間で23日午前1時、G20外相会議を機に韓米日外相会議が開催される予定だ」と公式発表した。

チョ新外相にとっては先月10日に就任して以降、初となる日米韓3者会議である。

チョ外相とアントニー・ブリンケン米国務長官、上川陽子外相は露朝の軍事協力に対する懸念を表明し、域内の安保を脅かす発言および行動に対し共同のメッセージを発信するものとみられる。

チョ外相は21日（現地時間）、上川外相との会談で「日朝関係においても、韓日が引き続き緊密に意思疎通していこう」と伝えた。またチョ外相は、ブリンケン長官とも初の対面会談を調整している。