南西部・光州にある全南大の医学部。学生たちが休学届を出し、学内は静まり返っている=22日、光州(聯合ニュース)
南西部・光州にある全南大の医学部。学生たちが休学届を出し、学内は静まり返っている=22日、光州(聯合ニュース)
【世宗聯合ニュース】韓国の大学医学部で、政府が発表した医学部入学定員増の方針に反発して休学届を提出した学生が1万人を超えている。教育部によると、22日午後6時までの4日間で計1万1827人の医大生が休学届を出し、このうち1校・346人の学生は大学側の説得により22日に休学届を撤回した。休学届が出たままになっている学生は1万1481人と、昨年4月時点の医学部の在学生数(1万8793人)の61.1%に当たる。

 休学届を出した医大生は19日が1133人、20日が7620人、21日が3025人、22日が49人だった。

 このうち休学が認められたのは軍入隊や健康上の理由など、学則上の要件や手続きを満たす45人だけ。残りは、政府の方針に反対して一斉に行動を起こした学生たちと推定される。

 教育部は「『同盟休学』は大学の学則上の休学要件に該当しない」との姿勢を堅持している。

 李周浩(イ・ジュホ)社会副首相兼教育部長官は23日、全国40大学の副総長、医学部長らとのテレビ会議で、学生たちが授業に戻り、大学を正常に運営できるようにしてほしいと協力を求めた。


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