ユン・ドンヒは25日、沖縄県の糸満市西崎球場で行われた千葉ロッテとの交流戦に2番・右翼手として先発出場した。
ユン・ドンヒのバットからは1回から快音が響いた。1番打者のキム・ミンソクが三振で退いた中、1死走者なしの状況で打席に入ったユン・ドンヒは、相手の先発投手である佐々木朗希の3球目151キロの剛速球を引っ張って、左中間への2塁打を放った。
続く3番のビクター・レイエスと4番のチョン・ジュヌが凡打に終わり、得点にはつながらなかった。しかし、シーズン前の練習試合から安定した打撃を誇り、期待感を一層高めた。
2022年に韓国ロッテに入団したユン・ドンヒは、プロ2年目の昨年は107試合に出場し、打率.287、111安打、2本塁打、41打点を記録し、主力外野手として成長を遂げた。特に、杭州アジア競技大会、アジアプロ野球チャンピオンシップ(APBC)の韓国代表チームで優れた活躍を見せた。
ユン・ドンヒは試合後に取材陣とのインタビューで、「少し遅れたタイミングで打って打球が捕球されると思ったが、(打球の落下地点に)守備の選手がいなかったので2塁まで走った」とし「同僚らはよく打ったと言ってくれた。次のイニングからは試合に集中した」と淡々と述べた。
また、「他の外国人投手の速球がずっしりと重く感じるなら、佐々木は少し軽く入ってくる感じだった」とし「きょうは対決して学んだことが多い」と付け加えた。
日本プロ野球の最高球速記録である165キロを投げた経験のある佐々木は、1イニングを投げて1被安打1奪三振無失点を記録した。13球を投げて、身体が100%でない状況にもかかわらず、最高球速155キロを記録した。フォークボールも他の選手の直球に匹敵する最高139キロにもなるほどの球速がすさまじかった。
一方、この日の試合では韓国ロッテは千葉ロッテに1-8で敗れた。24日に行われた第1戦でも3-7で敗れた韓国ロッテは、千葉ロッテとの交流戦2連戦で1勝も収めることができなかった。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 99