束草市、観光客が年間2500万人…韓国を代表する観光都市に
束草市、観光客が年間2500万人…韓国を代表する観光都市に
ソクチョ(束草)市に年間2500万人の観光客が訪れたことがわかった。

束草市は、韓国観光データラボが提供したKT移動通信データ基準資料を活用して「2023年総合観光動向」を自主分析し、その結果に基づき主要課題を導き出したと明らかにした。

分析結果によると、2023年に束草市を訪れた観光客の数は2492万28741人で、昨年と比べ0.5%減少したものの、名実共に観光客2500万人が訪れる大韓民国を代表する観光都市としての位置を確立したとみられる。

月別の訪問結果をみると、観光客が最も多く訪れた月は7、8月の夏のピーク期で、それぞれ242万人、286万人が訪れ、10月の紅葉シーズンにも247万人が訪れた。訪問が少なかった月は3月と11月で約160万人、そのほかの月は平均約200万人が訪問したと集計された。

外国人の訪問は6万8000人で前年比129.4%増加した数値ではあるものの、2019年に新型コロナウイルスが流行する前の水準には満たず海外観光が完全に回復してはいないと分析される。国別の訪問順位は米国(17.2%)、マレーシア(7%)、インドネシア(6.5%)、シンガポール(6.2%)の順だ。

観光消費額は前年比3.7%減少した約1789億ウォン(約202億円)で、70億ウォン程度が減少しており、不景気や物価上昇などで消費心理が委縮したことが主な原因と把握された。業種別の消費額は飲食料(71.2%)部門が最も多く、ショッピング業(11.9%)、余暇サービス業(9%)の順と集計された。年齢別の消費現況は40代が28.2%、50代が25.2%で、40代、50代が主な消費層と分析されたことで、束草市は若い層よりも家族単位の旅行客の訪問が多いとみて、安全な家族旅行地であることを強調したマーケティングとともにMZ世代(ミレニアル世代とZ世代、1980~2000年代生まれ)を狙ったマーケティング戦略が必要だと分析した。
Copyrights(C) Herald wowkorea.jp 85