韓国政府、ロシア・ベラルーシへの「迂回輸出企業」を遮断…「取り締まり」を強化

韓国の産業通商資源部（省）は26日「外交部（外務省）・関税庁・防衛事業庁・戦略物資管理院・国家情報院などの関係機関とワーキンググループを構成・運営し、ロシアとベラルーシに対する輸出統制の履行を管理している」と明らかにした。

韓国政府は、許可対象品目を無許可で輸出した企業を摘発し、対外貿易法にしたがって行政処分および刑事処罰を科している。

産業通商資源部は、ロシア・ベラルーシの輸出について「“状況許可”対象を拡大する “戦略物資輸出入の告示”が今月24日に改正・施行されたことから、関係省庁とともに許可対象品目に関する不法輸出の取り締まり・執行を強化する計画である。

また産業通商資源部は今回の改正により、協力国に迂回輸出管理を要請した共通核心品目や工作機械などの品目の迂回輸出を遮断するため、調査・取り締まりに集中する方針である。共通核心品目には、ドローンなどに使用されるおそれのある半導体部品など50品目が指定されている。

これまで韓国政府は、当局間の緊密な協力と友邦国との協力を通じて、ロシアへの不法輸出および第3国を通じたロシアへの迂回輸出企業を摘発してきた。