インテュイティブ・マシーンズ、月着陸船が傾いたというニュースに株価33%下落

月面着陸に成功した米国の民間月着陸船「オデッセウス」が月面に横倒しの状態であることが明らかになり、26日（現地時間）、オデュッセウス開発企業のインテュイティブ・マシーンズ（LUNR）の株価が急落した。

　同日正午の取引で、インテュイティブ・マシーンズの株価は33.37%下落した6.39ドルを記録した。

　CNBCの報道によると、オデッセウスは月面で横倒しの状態になったが、任務は引き続き進められており、週末には月面から最初の画像が送られてきたという。

　先立ってインテュイティブ・マシーンズのスティーブ・アルテマス最高経営者（CEO）は23日、米航空宇宙局（NASA）と共に開いた記者会見で「オデッセウスは予定された地点付近に安定的に着陸した」として「しかし横倒しの状態と推定される」と明らかにした。

　アルテマスCEOは「着陸地点で何かが足がかかり、倒れた可能性がある」と話した。

　NASA指導部は「オデッセウスは転覆したが、任務は進行している」と強調し、月面着陸は「大きな成就」と言及した。

　インテュイティブ・マシーンズの株価は23日、月面着陸成功のニュースで一時40%以上急騰、上昇幅を減らして15.82%上がった9.59ドルで取引を終えたが、「完璧な着陸ではなかった」という記者会見後、時間外取引で再び30%以上下落した。