サッカー韓国代表の臨時監督に就任する黄善洪氏(資料写真)=(聯合ニュース)
サッカー韓国代表の臨時監督に就任する黄善洪氏(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国・大韓サッカー協会は27日、代表チーム戦力強化委員会が同日会合を開き、クリンスマン前監督の解任を受け、3月のAマッチ期間に代表チームを指揮する臨時監督に黄善洪(ファン・ソンホン)U―23(23歳以下)代表監督を選んだと発表した。

 黄氏は3月に行われる2026年ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のタイ戦(21日、26日)を指揮する。U―23代表監督との兼任となる。

 黄氏はFWだった現役時代、韓国やドイツのほか日本でもプレー。セレッソ大阪時代の1999年にはJ1の得点王に輝いている。

 韓国代表は今月上旬までカタールで開催されたアジア・カップで優勝を目指したが、準決勝で敗退した。昨年2月に指揮官に就任したクリンスマン氏はピッチ内の戦術不足に加え、頻繁な海外滞在などで批判を受けた。アジア・カップ期間中に孫興ミン(ソン・フンミン、トットナム)と李剛仁(イ・ガンイン、パリ・サンジェルマン)が口論してもみ合いになるなど選手間で内紛があったことも判明。クリンスマン氏はチーム管理能力も疑問視され、今月16日に解任された。


Copyright 2024YONHAPNEWS. All rights reserved. 40