「ギャラクシーS24」シリーズ(資料写真)=(聯合ニュース)
「ギャラクシーS24」シリーズ(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子は28日、人工知能(AI)を初搭載した新型スマートフォン(スマホ)「ギャラクシーS24」シリーズの国内販売台数が前日に100万台を超えたと明らかにした。先月31日の発売から28日間での100万台突破で、スマホ旗艦モデル「ギャラクシーS」として過去最速を記録した。

 ギャラクシーS24シリーズの販売100万台到達までの日数は、2017年に発売された「ギャラクシーS8」シリーズによる最速記録を9日短縮。昨年発売の前モデル「ギャラクシーS23」シリーズに比べると3週間ほど早い。

 「ギャラクシー」ブランドのスマホ全体としては、25日間で販売100万台を達成した大画面・高性能の「ギャラクシーノート10」(19年発売)に次ぐ歴代2位の最速記録となった。

 ギャラクシーS24シリーズは3機種。最上位機種の「S24ウルトラ」が販売台数の約55%を占める。その下のグレード「S24プラス」も前モデルより販売台数を伸ばすなど、ハイスペックモデルが人気を集めていることが分かる。

 サムスン電子によると、独自開発したAI「ギャラクシーAI」に対する消費者の関心が高い。13言語に対応するリアルタイム通訳・翻訳機能と、対象を指で囲うだけですぐに検索できる機能「かこって検索」が好感触を得ている。10~20代のユーザーは、生成AIにより写真の背景を埋めたりオブジェクトを移動、削除したりする画像編集を楽しんでいるという。

 ギャラクシーS24シリーズは国内予約台数も約121万台と、前モデルを11%ほど上回り、Sシリーズ最多を更新していた。


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