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Mnetのサバイバル番組「QUEENDOM」「Road to Kingdom」に次いでMCに抜てきされ、参加者に寄り添う安定した進行を見せる女優イ・ダヒ、豪華審査員団の中でも鋭い評価コメントで場の空気をピリッとさせる「BTOB」ウングァン、「Wanna One」出身キム・ジェファン。また、サバイバルオーディションで初めて審査を務めた第2ラウンドスペシャル審査員の「SEVENTEEN」スングァンなど目を引くポイントはさまざまあるが、やはり主役は参加者たちだ。
サバイバル番組への出演経験がある元・現役アイドルのメインボーカルがこぞって集まり、ほかにもミュージカル俳優、アイドル練習生など40人の参加者でスタートし、最終的に4人に絞られる「BUILD UP」。第1ラウンドの“Pre-4 ミッション”を経て、初の脱落者が生じる第2ラウンドの“2 VS 2 ライバルミッション”ではなんと10人がここで敗退となり、30人となった。
脱落者は、第2ラウンドの敗者全員(20人)が脱落候補となり、その中から審査員が最終的に10人を選別したという流れだ。脱落候補とはなったものの、高得点の争いを繰り広げた「ONE PACT」ジェイ(JAY CHANG)&「M.O.N.T」ビッセオン、「CIX」スンフン&ネオン、番組当初より注目度の高い「A.C.E」イ・ドンフン&「UP10TION 」ソニュルは揃って合格。
また、「WEi」カン・ソクファ&「AB6IX」チョン・ウンは第2ラウンドで一番低い点数だったが、本来持っている才能をまだ見せられていないだけで、大きな可能性を秘めているのでもう一度チャンスをあげたいとの理由で、最後の一人にチョン・ウンが名前を呼ばれ、首の皮一枚つながった。
こうしてカン・ソクファをはじめ、オンエア上、第2ラウンドのパフォーマンスをハイライト的にギュッと凝縮され、結果をテロップ処理された「FAVE1」ヒョクジン&「KNK」チョン・インソン、「UP10TION」ファンヒ&チョ・ファンジが揃って脱落。JTBC「PEAK TIME」で優勝した「VANNER」テファンも注目されていたが、ここで敗退となり、この結果には驚きを覚えた。
というのも、第2話から番組の最後にグルーバルファン投票のランキングが毎週公開されており、カン・ソクファは上位に名を連ねる参加者だったからだ。第5話の最後に公開されたランキング(2月23日12時基準)でも、これまで一度も変わらない不動のトップ3(1位ジェイ、2位イ・ドンフン、3位ウムティ)に次いで4位だったのだ。
ファンヒもこれまでトップ10を外れたことがなく、この日は9位だったし、テファンが11位、チョン・インソンが12位と全体で見ると、いい位置につけていた人気の参加者。そんな彼らがここで一気に姿を消してしまうとは…。それでもテファンはそれなりに見せ場があったので良かった方だと思うが、ファンヒとチョン・インソンはこれといった見せ場もなく、静かに終わった印象が強い。
アイドルの参加者が多いので錯覚しがちだが、この番組はボーカルグループを決めるサバイバルなのだということを改めて感じさせられる。しかも、追加合格といった救済措置などもなく、かなりガチだということも分かった。
第3ラウンドはさらにシビアな“トリプルデスマッチ ミッション”で、3対3の対決。勝利チームは全員生存、敗者チームは全員脱落となる。第5話ではトップバッターとして、「IMFACT」出身のパク・ジェオプ&チェ・スファン&スンフンが登場し、審査員の一人を狙い撃ちするという戦略のもと、「BTOB」の名曲「I'll be your man」で勝負に出た。特に、スンフンは同じ「CIX」のメンバーでラッパーのBXからラップのレクチャーを受けながら猛練習してこのステージに臨み、まさにビルドアップした姿を披露。うるっとして涙が出そうになったというウングァンからも賛辞と感謝の言葉を受けた。
なお、次回からはMnetだけで放送されることが告知され、サバイバルも後半戦へ突入。この過酷なデスマッチを突破するのは誰なのか、しびれる戦いがまだまだ続きそうだ。
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