米ワシントンで開かれた韓米外相会談(共同取材団)=(聯合ニュース)
米ワシントンで開かれた韓米外相会談(共同取材団)=(聯合ニュース)
◇韓米外相が会談 選挙控え北朝鮮への対応協議

 趙兌烈(チョ・テヨル)外交部長官と米国のブリンケン国務長官は28日(日本時間29日)、ワシントンで会談し、韓国に対する対決姿勢を強めている北朝鮮への対応策などを議論した。両氏は韓国で4月に総選挙、米国で11月に大統領選が実施されることを受け、北朝鮮が挑発を強める可能性を見据え、韓米・韓米日が緊密に連携して対応することを確認した。

◇ウクライナへの砲弾提供 米国「韓国が話すべき」

 米ホワイトハウスのジャンピエール報道官は28日(米東部時間)の記者会見で、韓国が155ミリ砲弾をウクライナに提供することを望むかとの質問に対し「韓国の軍事的決定については韓国が話さなければならない」と述べた。これに先立ち、米国務省のユリ・キム首席副次官補(欧州・ユーラシア担当)は26日、韓国がウクライナに政治的支持だけでなく実質的な防衛支援を提供することを望むとして、最も必要なのは155ミリ砲弾だと明らかにしていた。

◇尹大統領 きょうザッカーバーグ氏と面会

 尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は29日午前、ソウル・竜山の大統領室で米IT大手メタ(旧フェイスブック)のザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)と非公開で面会する。尹大統領とザッカーバーグ氏は、人工知能(AI)など先端技術の世界的動向や協力などをテーマに議論する見通しだ。27日、約9年4カ月ぶりに韓国を訪れたザッカーバーグ氏は、サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)会長、LG電子の曺周完(チョ・ジュワン)社長、AI・クロスリアリティー(XR)分野のスタートアップ企業の代表や開発者らと相次いで面会した。尹大統領との面会でも韓国との協力に関して話し合われると予想される。

◇英BBC 韓国の少子化問題を報道

 韓国の昨年10~12月期の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子どもの数)が初めて0.70を割り込んだことを受け、英BBCは28日(現地時間)、「韓国女性はなぜ子どもを産まないのか」と題したソウル特派員発の記事をウェブサイトに掲載した。BBCは取材を行ったいきさつについて「少子化政策の立案者が若者や女性のニーズに耳を傾けないという批判が出ており、1年間全国を回って韓国女性にインタビューした」と説明した。


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