SKエンムーブが液浸冷却市場へ進出、SKテレコム・英企業と提携=韓国報道
SKエンムーブが液浸冷却市場へ進出、SKテレコム・英企業と提携=韓国報道
潤滑油事業を手掛けるSKエンムーブ(旧SKルブリカンツ)は、通信大手SKテレコム(SKT)、IT機器の冷却技術・液浸冷却ソリューションの開発を手掛ける英国のアイセオトープ(Iceotope)と、次世代液浸冷却およびソリューション分野における協業に向けた覚書(MOU)を締結したと発表した。

これにより3社は、データセンターにおける液浸冷却技術に関する協力を進める。SKエンムーブのサーマルフルードをアイセオトープの液浸冷却ソリューションに搭載し、SKTによる人工知能(AI)データセンターのテストベッドに適用する計画だ。

各社はAI用サーバーを使用する環境江別の液浸冷却技術の効果を分析し、SKTが開発している液浸冷却の中核システムである、冷却水循環装置(CDU)技術の開発に向け協力する。

SKエンムーブはアイセオトープによる精密な液浸冷却ソリューションに合ったサーマルフルードを開発することで、さまざまな液浸冷却ソリューション別に最適化した製品開発を行う。

これに先立ちSKエンムーブは2022年、韓国で初めてサーマルフルードの開発を開始。水槽型液浸冷却ソリューション企業の米GRCに持分投資を行った。昨年には米国のパソコンメーカー、デル・テクノロジーズと液浸冷却技術の商用化に向けた提携を締結している。



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