政府が専攻医・医大生の反発にもかかわらず、医大2,000人増員を撤回しない中、4日に大学が申請する医大増員数に関心が集まっている。医大の学長らで構成された韓国医科大学・医学専門大学院協会(KAMC)が適切な増員規模として350人を提示したが、医大を運営する40の大学総長らはこれをはるかに越える規模の定員増員を申請する公算が高い。

教育部(日本では文部科学省の旧文部省に相当)関係者は3日、「医学部増員申請は追加予定の2,000人を超えると予想される」とし「医学部を運営している40大学の大部分が増員を申請するだろう」と予測した。

このように大学の医大増員希望が高いと考える理由は「今回を逃したら増員が難しい」という判断が働いたと思われるからだ。政府の今回の増員決定も2006年以後19年ぶりになされるうえ、専攻医・医大生の反発で今後の追加増員は難しいと見ている。

教育界関係者は「医大定員を増やそうとする大学では今回の医大増員申請が事実上最後の機会になると見ている」とし「全国に40ある医大のうち定員50人未満の小規模医大も多いため、大学は今回の増員申請の機会を最大限活用するだろう」と述べた。

大学側によるとキョンナム(慶南)チンジュ(晋州)市にあるキョンサン(慶尚)国立大学は現在76人の医大定員を200人まで増やせるよう要請する方針だ。地域人材選抜発展型で入学定員の80%を充てる計画も立てたという。テグ(大邱)のキョンボク(慶北)大学も現行の定員110人を250人まで増やす申請書を提出する方針だ。ホン・ウォナ慶北大総長は「医科学者養成と慶北北部圏の公共医療を担当する医師養成規模まで考慮している」とした。

テジョン(大田)のウルジ大は定員40人を少なくとも60人に増やす案を、チュンナム(忠南)大は定員110人を2倍に増員する申請書提出を検討中だ。非常にやはり現在40人の庭園を少なくとも110人以上に増やす方案を推進中だ。残りの大学も連休の間に増員申請規模ついて医大教授らと協議したことが分かった。

これに先立ちイ・ジュホ副総理兼教育部長官は先月23日、「非首都圏の医大を中心に集中配分し、各大学の申請数と教育の力量、小規模医大における教育力量強化の必要性、地域・必須医療支援の必要性などを総合的に考慮するだろう」と語った。

現在40ある医大のうち、定員50人未満の医大は17か所ある。このうち、地方にある医大は東亜大学(49人)・大邱カトリック大学(40名)・カンウォン(江原)大学(49名)・コニャン大学(49名)・ウルジ大学(40名)・チュンブク(忠北)大学(49名)・ウルサン(蔚山)大学(40名)・チェジュ(済州)大学(40人)の12大学で、これらの大学がまず割り当てられる可能性が高い。続いて、アジュ大学 (40人)・ソンギュングァン(成均館)大学(40人)・イナ(仁荷)大学(40人)・カチョン大学(40人)など首都圏にある小規模医大にも店員が追加配分される見通しだ。

教育部関係者は「小規模医大は定員増員で規模の効果が発生するのではなく教育の質を高めることができる」とし「定員50人を超える他の医大も今回増員申請書を出すものとみられる」と話した。
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