大会前に記者会見する朱秀虎氏=3日、ソウル(聯合ニュース)
大会前に記者会見する朱秀虎氏=3日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国政府が医師不足解消のため打ち出した大学医学部の定員拡大方針に反発する医師らの「総決起大会」が3日、ソウル市内で開かれた。大韓医師協会(医協)非常対策委員会の朱秀虎(チュ・スホ)広報委員長は「届け出た参加人数は2万人」とし、大会は「医師全体の意志」だと強調した。

 朱氏は大会前に記者会見し「われわれは今後、政府の対応に応じて対応する」とし、「政府が医師たちを追いつめている。われわれは考えた道から外れることはない」と表明した。

 大会には政府の方針に反発して一斉に職場を離脱した専攻医(研修医)をはじめ、医大生や彼らの保護者も自発的に参加したという。

 一方、製薬会社の営業社員らに大会への参加を強要したとの疑惑は否定した。朱氏は「非常対策委員会や16市・道の医師会など地域団体で製薬会社の社員を動員するよう要求、指示はしていない」と説明。「一般会員の逸脱(行為)があったかは確認できなかった。それが強要されたのか製薬会社社員が自発的に参加したのかは確認していない」と述べた。


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