韓国政府は4日、医師不足解消のため打ち出した大学医学部の定員拡大方針に反発して職場を離脱した専攻医(研修医)に対し「現場を点検し、違反事項には法と原則にのっとり対応する」と改めて警告した。政府の業務開始(復帰)命令に違反すれば、最低3カ月の免許停止処分が不可避だと強調。特に「医療現場の混乱を招いた集団行動の主要関係者に対しては厳正かつ迅速に措置を取る」とした。
◇韓米が合同演習開始 米軍電子偵察機と韓国軍無人偵察機が出撃
韓国と米国の両軍当局は朝鮮半島防衛のための定例合同軍事演習「フリーダムシールド(自由の盾、FS)」を開始した。北朝鮮による核脅威の無力化などに重点を置いた演習で、14日まで実施される。初日の4日は米空軍の電子偵察機RC135V(通称リベットジョイント)や韓国空軍の高高度無人偵察機RQ4(グローバルホーク)が出撃して北朝鮮軍の動きを監視した。
◇北朝鮮 韓国の半導体装置会社にサイバー攻撃=設計図面など奪取
情報機関・国家情報院(国情院)は北朝鮮が昨年後半から最近まで国内の半導体装置会社を対象に集中的なサイバー攻撃を行ったことを確認したと明らかにした。国情院によると、昨年12月と今年2月、2社の形状管理サーバーとセキュリティー政策サーバーが攻撃を受け、製品設計図面や設備現場の写真などを盗まれた。
◇学童保育「ヌルボムセンター」
小学校で放課後に午後8時まで実施する学童保育「ヌルボム学校」が全国の2741校で始まった。少子化の主な原因とされる育児の負担を軽減させるため、政府がヌルボム学校の実施に取り組んでいるが、学校現場では教員の業務拡大を懸念する声も出ている。
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