韓委員長はこの日の午後、チュンチョンナムド(忠清南道)チョナン(天安)のペクソク(白石)大学で開かれたタウンホールでのミーティング後に記者団と会い、李代表に対し「応じてくれることを要請する。私がすべて(都合に)合わせます。それを拒否する名分はあまりにも苦しいのではないか」とこのように述べた。
これに先立ち、李代表はこの日、国会で記者団に対し、韓委員長からの1対1のテレビ討論提案について「ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領が就任し、私が野党代表に就任した後、国政をめぐって大統領と一度も会っていない。今、この難局を解決し、経済破綻、民生破綻問題を少しでも緩和するためなら、私は大統領と野党代表の対話のほうが先だと思う」と事実上(討論を)断った。
韓委員長はこれに対し「この国にあるほとんどの放送局が要請している。ところが大統領との討論のためにできない、そういうことか」と指摘した。
韓委員長は「大統領と討論したいということと、総選挙の局面を控えて与党代表と野党代表が国民の選択権保障のために討論するということと、どのように条件関係になるのか。なぜ、そのように私との討論を避けようとするのか」と批判した。
続いて「私は1対1の討論をすると李在明代表がうそをつかざるを得ないためだと思う」とし、『法人カード疑惑』、『テジャンドン(大庄洞)不正疑惑』、『ソンナム(城南)FC事件』、『対北朝鮮送金事件』など、李代表に関する疑惑を列挙した。
韓委員長は「これについて李代表は生放送討論会でうそをつくしかない。1つ頼みたいのは李代表はいつもうそをつくが、今の嘘は少し異なる。なぜなら、すぐに選挙法違反になりかねないからだ」と付け加えた。
韓委員長は「私たちは巨大与野党をリードする政治リーダーだ。事実どおり討論すればよい。それができないなら、李代表は政治をしてはいけないのではないか」と反問した。
韓委員長は「数日間にわたり討論回避をして考え出したのがせいぜいこの程度か、話にならないのではないか。巨大与野党が1か月後には国民の選択を受けることになる。政策と道徳性、多くの法的問題について国民の前で討論することは価値のないことなのか」と述べた。
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