米国で金利引き下げの可能性が高まり、国際金価格が上昇したことが背景にある。ハナ証券のチョン・ギュヨン研究員は「最近発表された1月の米国個人消費支出(PCE)の価格指数が予想値に合致し、金利引き下げの期待感が大きくなったことなどが金価格の上昇に影響を与えたとみられる。これに加え、中東地域の地政学的緊張が散在する中、安全資産への需要が大きくなった点も一部影響を与えた」と分析した。
米国で先月29日(現地時間)に発表された今年1月のPCE価格指数が昨年同期より2.8%上昇し、前月の2.9%からやや低下した。これは市場予想と一致しており、米連邦準備制度理事会(FRB)が今年半ば以降に基準金利を引き下げるとの見方を強めた。
一方、ニューヨーク商品取引所では1日、4月限の金先物価格が前営業日比2.00%高い1オンス当たり2095.70ドルで取引を終えた。2日連続で上昇した。
Copyrights(C) Herald wowkorea.jp 104