専攻医の現場離脱が続いている(資料写真)=(聯合ニュース)
専攻医の現場離脱が続いている(資料写真)=(聯合ニュース)
◇現場離脱した研修医の免停本格化へ 集団行動拡大の一途

 政府は5日、医師不足解消のため打ち出した大学医学部の定員増に反発して職場を離脱した専攻医(研修医)に対する免許停止処分を控え、前日に続いて現場点検を行う。専攻医らの復帰可否を最終確認した後、直ちに処分計画を通知し、「不可逆的な」免許停止手続きを進める構えだ。このような中、新たに病院に採用されるインターンや1年目のレジデントも大量に辞退し、フェローなどと呼ばれる専任医も離脱したことで医療現場の混乱はさらに深まる兆しを見せている。

◇昨年の1人当たりGNI3万3745ドル 2.6%増

 韓国銀行(中央銀行)が5日発表した国民所得統計によると、2023年の1人当たり国民総所得(GNI、暫定値)は3万3745ドル(約508万円)で前年比2.6%増加した。22年はウォン安ドル高が響き7.4%減少したが、昨年はプラス転換した。ウォン換算でも4405万1000ウォンと、前年比3.7%増加した。23年の実質GDP成長率(暫定値)は1.4%で、今年1月に発表した速報値と同じだった。23年10~12月期の実質GDPも前期比0.6%増で変わらず。

◇北朝鮮 韓米合同演習に反発

 韓国と米国が4日に定例合同軍事演習「フリーダムシールド(自由の盾、FS)」を始めたことについて、北朝鮮の国防省は「米国と韓国が停戦状態である地域の情勢に予測不可能性を増幅させる挑発的な大規模合同軍事演習を再び開始した」として、「応分の代価を払うことになる」と警告する報道官談話を出した。朝鮮中央通信が5日に報じた。

◇きょう「啓蟄」 全国で雨模様に

 冬ごもりしていた虫が穴から出る時期とされる二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」の5日は、全国的に曇りや雨の天気となりそうだ。午後から6日にかけては江原道の山間部を中心に雪が積もるところもあると予想される。予想降水量は京畿道南部で5ミリ未満、ソウル、仁川、京畿道北部で1ミリ前後、江原道の内陸と大田、世宗、忠清南道で5ミリ前後など。最高気温は5~11度の予報となっている。


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