ハンファフードテックはことし、韓国へもサーブによるロボットの導入を計画する。米国でも、フードトラック用にロボットを提供していた事業方式を、店舗中心へと転換することを検討中だ。
フードテックは、韓国では3~4年前から導入されていた。しかし市場活性化には至っていない。多額の初期投資がかかるうえ、回収までの時間も長いためだ。自営業者が導入するには負担が大きく、大型フランチャイズチェーン(FC)事業者も一部店舗での導入にとどまっている。
コーヒー製造ロボットも、本体価格は3000万~5000万ウォン(約338万~563万円)に上る。これに組み立て費用やシステム導入費用を加えれば1億ウォン(約1127万円)近く必要だ。ロボットメーカーをはじめ、ロボットのシステムを飲食業界用に組みなおすSI企業まで大部分が中小企業で、市場をけん引できるだけの体力がある企業がない点にも限界が見られた。
そのため業界は、ハンファフードテックの積極的な事業拡大に期待を寄せているもようだ。人手不足が深刻化している状況下で、コストなどの一部の問題さえ解決できれば、飲食市場でもフードテックの導入需要が増えると予測される。
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